「肺がん」という告知があってから、手術するまでに18日間あった。
長いのか短いのか・・・。
病院によっては、緊急手術でない限り、
診断されてから手術するまでに数週間から数か月かかる場合もあるという。
私の場合、
がんは今のところ大きくないし、急激に大きくなっているわけでもないし、
症状も出ていないので、すぐに手術!というわけではなく、
「最短で18日後にできるけど、どうしますか?」
という感じだった。
私のかかっている病院の、呼吸器外科の手術日は週2回。
そのうち、肺がんの手術ができる日は週1日。
つまり、これを逃すと、また、さらに1週間後、ということになる。
時期的にもそのあたりは、仕事内容に余裕があったため、
最短の18日後に手術日を予約してもらった。
「がん」と言われて、手術するまでの期間、別に症状もないので、
普段通り仕事をしていたのだけど、
やっぱり、手術のこと、「がん」と言われたことが心の中に大きな割合を占めていて、
落ち着かず、眠りも浅かった。
手術するのはこわいけど、待っている日々も辛い。
ストレスで、この肺にある「がん」が、手術日までに急成長してしまうのではないか、
なんて思うこともあった。
仕事があって、よかった、と思う。
家にいたら、落ち込んでしまいそう。
手術まで、数週間、数か月待ちとなっている人は、
こんな思いを、その間持ち続けている。
2011年、肺腺がんⅠAとの「告知」を受け、手術を受けた、アラフォーナースです。 人生楽ありゃ苦もあるさ。 医療者が患者になった時、何を感じるのか? 周囲の友人・知人(これも医療者)の反応は? 治療の過程で感じたことを、患者としての視点から、時には医療者としての視点から、忘備録的に書いていこうと思います。
2012年1月9日月曜日
2011年12月9日金曜日
傷のこと
手術は、左側の腕を上げて、腋窩から一直線に10㎝位切開して行われると説明された。
手術が必要と告げられた時、何を思ったか、私が真っ先に質問したのは、傷の大きさのことだった。
ほかに聞かねばならないことはたくさんあったのに。
でも、意識下に、傷の大きさ=手術の侵襲の大きさという思いもあったんだろう。
主治医からは、何度も、「コスメティック的にも配慮します」と言われた。
cosmetic=美容
腕を下せば、傷は見えなくなる位置にあるので、美容上、問題ありませんよ、という意味である。
手術するほうからすれば、大きく切ったほうが視界も広いので手術しやすい。
しかし、術後の創部が小さく美しくあることは、患者の負担も少ないし、
術者としては、手術の技術の高さが示される。
「温泉に行っても、傷が気にならないと思う」とも言われたが、
私は、温泉よりも、ノースリーブの服を着るときのほうが気になるかも。
ま、とにかく、傷は一生残るわけなので、なるべく目立たないほうがいい。
傷が小さくて、手術が無事に終わればそれでいい、と思った。
その傷は、こんな感じ。
手術が必要と告げられた時、何を思ったか、私が真っ先に質問したのは、傷の大きさのことだった。
ほかに聞かねばならないことはたくさんあったのに。
でも、意識下に、傷の大きさ=手術の侵襲の大きさという思いもあったんだろう。
主治医からは、何度も、「コスメティック的にも配慮します」と言われた。
cosmetic=美容
腕を下せば、傷は見えなくなる位置にあるので、美容上、問題ありませんよ、という意味である。
手術するほうからすれば、大きく切ったほうが視界も広いので手術しやすい。
しかし、術後の創部が小さく美しくあることは、患者の負担も少ないし、
術者としては、手術の技術の高さが示される。
「温泉に行っても、傷が気にならないと思う」とも言われたが、
私は、温泉よりも、ノースリーブの服を着るときのほうが気になるかも。
ま、とにかく、傷は一生残るわけなので、なるべく目立たないほうがいい。
傷が小さくて、手術が無事に終わればそれでいい、と思った。
その傷は、こんな感じ。
2011年11月30日水曜日
麻酔 その1
手術は全身麻酔で行います。
術後の痛みに関しては、硬膜外麻酔で疼痛管理をします。
硬膜外麻酔は、脊髄の周囲にある硬膜の外腔に細いチューブを挿入して、
そこから痛み止めの薬を、自動的に少しずつ注入する方法。
見た感じは、背中から細い管が出ているような感じで、
手術の部位、痛みを取り除きたい部位によって、チューブを入れる場所が変わります。
病院では、術後の患者さんでよく見るのだけど、
実際に私がされるのは、もちろん初めて。
穿刺するところなどの場面もよく見ているから、なおさら怖い・・・。
手術の前日、私の麻酔を担当する、若い麻酔科医が説明をしに部屋に来た。
私が看護師であることはカルテに書いてあるので、若い先生は、なんだか、恐縮しきり。
「ご存知のことですけど・・・」を繰り返し口にする。
でも、一通り詳細な説明。
省略しないで、よく頑張りましたぁ~。
私の知識としてあやふやなところもあったので、
今回、ちゃんと聞けて良かった。
説明が終わって、その麻酔科の先生が部屋を出るとき一言。
「僕が麻酔を担当しますけど、
上の先生もちゃんとついて指導してくれますので、安心してください!」
・・・え?
なんだか不安になってしまうじゃん!
先生、もっと自信を持って!
術後の痛みに関しては、硬膜外麻酔で疼痛管理をします。
硬膜外麻酔は、脊髄の周囲にある硬膜の外腔に細いチューブを挿入して、
そこから痛み止めの薬を、自動的に少しずつ注入する方法。
見た感じは、背中から細い管が出ているような感じで、
手術の部位、痛みを取り除きたい部位によって、チューブを入れる場所が変わります。
病院では、術後の患者さんでよく見るのだけど、
実際に私がされるのは、もちろん初めて。
穿刺するところなどの場面もよく見ているから、なおさら怖い・・・。
手術の前日、私の麻酔を担当する、若い麻酔科医が説明をしに部屋に来た。
私が看護師であることはカルテに書いてあるので、若い先生は、なんだか、恐縮しきり。
「ご存知のことですけど・・・」を繰り返し口にする。
でも、一通り詳細な説明。
省略しないで、よく頑張りましたぁ~。
私の知識としてあやふやなところもあったので、
今回、ちゃんと聞けて良かった。
説明が終わって、その麻酔科の先生が部屋を出るとき一言。
「僕が麻酔を担当しますけど、
上の先生もちゃんとついて指導してくれますので、安心してください!」
・・・え?
なんだか不安になってしまうじゃん!
先生、もっと自信を持って!
いざ、手術!
8時半に手術室に着くようにするため、当日朝は7時前から何かと忙しかった。
肺塞栓予防のための弾性ストッキングを履き、
肩の部分でひもで結ぶタイプのOpe衣に着替える。
この薄緑のOpe衣に着替えると、完璧な病人になる。
点滴も始まっているから、なおさら。
鏡に映った姿を携帯で撮り、車で病院に向かっている夫に送信。
もうじき、着くらしい。
手術をする主治医と担当医の先生が病室に来て、
「じゃ、先に手術室に行って待ってます」
と告げられる。
緊張感が、また少しUpする。
全身麻酔の場合、以前は麻酔前投薬といって、
術前の緊張を弱めたり、麻酔時におこる反射を抑制したりするための薬を
筋肉注射していたのだけれど、
最近は、それ自体の影響も考慮し、前投薬は使われない傾向にあるらしい。
良かったよ、
あの筋肉注射、とっても痛そうなんだもん!
夫が病院に到着。
夫に「Ope」と書かれた左の肩を見せる。
これは、手術する側を間違えないように、前日マーキングされたもの。
前日、携帯で送ったら、
「なんで猿(=Ape)なの?」って返信が来たので、本物を見せておかなきゃ。
これは、どうみても「Ope」でしょ。
そうこうしているうちに、ストレッチャーが部屋に入れられ、
乗ってください、では、出発します・・・。
ストレッチャーの上から見る廊下の天井は、意外と低い。
エレベーターや廊下の段差は、寝ている身にはやはりがたがたと響く。
患者ならではの体験。
夫とは、Ope室の前でお別れ。
院内用のPHSを渡され、これから夫は数時間の待機。
肺塞栓予防のための弾性ストッキングを履き、
肩の部分でひもで結ぶタイプのOpe衣に着替える。
この薄緑のOpe衣に着替えると、完璧な病人になる。
点滴も始まっているから、なおさら。
鏡に映った姿を携帯で撮り、車で病院に向かっている夫に送信。
もうじき、着くらしい。
手術をする主治医と担当医の先生が病室に来て、
「じゃ、先に手術室に行って待ってます」
と告げられる。
緊張感が、また少しUpする。
全身麻酔の場合、以前は麻酔前投薬といって、
術前の緊張を弱めたり、麻酔時におこる反射を抑制したりするための薬を
筋肉注射していたのだけれど、
最近は、それ自体の影響も考慮し、前投薬は使われない傾向にあるらしい。
良かったよ、
あの筋肉注射、とっても痛そうなんだもん!
夫が病院に到着。
夫に「Ope」と書かれた左の肩を見せる。
これは、手術する側を間違えないように、前日マーキングされたもの。
前日、携帯で送ったら、
「なんで猿(=Ape)なの?」って返信が来たので、本物を見せておかなきゃ。
これは、どうみても「Ope」でしょ。
そうこうしているうちに、ストレッチャーが部屋に入れられ、
乗ってください、では、出発します・・・。
ストレッチャーの上から見る廊下の天井は、意外と低い。
エレベーターや廊下の段差は、寝ている身にはやはりがたがたと響く。
患者ならではの体験。
夫とは、Ope室の前でお別れ。
院内用のPHSを渡され、これから夫は数時間の待機。
2011年11月15日火曜日
どんな手術ですか?
手術と入院については、主治医から外来で簡単な説明があった。
入院してから、病棟のカンファレンス室で、詳しい説明を聞いた。
説明を聞いて、手術承諾書にサインする、
いわゆるインフォームド・コンセント。
AirMacの画面に、CT画像で私の胸部の輪切りと病変の形が、
コマ送りで次々と表示され、
それがアニメーションのようで、
私の肺の中のことではなく、何か他人事のように客観視している自分がいた。
私の落ち着きとは裏腹に、隣に座った夫(医療者でない)は、
とてつもない緊張であったようだ。
でも、逆の立場だったら、きっと、
医療者である私も、落ち着いて医師の話を聞いてはいられないかもしれない。
診断名)左肺がん(疑)
早期肺腺がんの可能性が高い
確定診断には、病理組織診断が必要
病期)StageⅠ
手術)左肺上葉部分切除術
手術時間:2.5時間+麻酔時間
開胸創は腋窩に10~15㎝、乳房下に胸腔ドレーン
疼痛には痛み止めを使用する
起こる可能性のある合併症)
・出血
・肺炎、無気肺
・空気漏れ(肺ろう)
・観戦(創感染、膿胸)
・不整脈
・肺塞栓症(エコノミークラス症候群)
・その他、全身麻酔の影響による、脳・心・腎・肝の機能障害
手術翌日から歩行と食事可能
最終病理診断(約2週間後)により、今後の治療方針を決定
(化学療法、放射線療法の必要性の有無の判断)
今まで、看護師として、多くの患者さんのインフォームド・コンセントの場に
立ち会わせていただいたり、カルテで目にしたりしていた情報が、
この目の前に、自分のこととして、ある。
入院してから、病棟のカンファレンス室で、詳しい説明を聞いた。
説明を聞いて、手術承諾書にサインする、
いわゆるインフォームド・コンセント。
AirMacの画面に、CT画像で私の胸部の輪切りと病変の形が、
コマ送りで次々と表示され、
それがアニメーションのようで、
私の肺の中のことではなく、何か他人事のように客観視している自分がいた。
私の落ち着きとは裏腹に、隣に座った夫(医療者でない)は、
とてつもない緊張であったようだ。
でも、逆の立場だったら、きっと、
医療者である私も、落ち着いて医師の話を聞いてはいられないかもしれない。
診断名)左肺がん(疑)
早期肺腺がんの可能性が高い
確定診断には、病理組織診断が必要
病期)StageⅠ
手術)左肺上葉部分切除術
手術時間:2.5時間+麻酔時間
開胸創は腋窩に10~15㎝、乳房下に胸腔ドレーン
疼痛には痛み止めを使用する
起こる可能性のある合併症)
・出血
・肺炎、無気肺
・空気漏れ(肺ろう)
・観戦(創感染、膿胸)
・不整脈
・肺塞栓症(エコノミークラス症候群)
・その他、全身麻酔の影響による、脳・心・腎・肝の機能障害
手術翌日から歩行と食事可能
最終病理診断(約2週間後)により、今後の治療方針を決定
(化学療法、放射線療法の必要性の有無の判断)
今まで、看護師として、多くの患者さんのインフォームド・コンセントの場に
立ち会わせていただいたり、カルテで目にしたりしていた情報が、
この目の前に、自分のこととして、ある。
2011年11月4日金曜日
私、たばこ吸わないのに、なぜ?
肺がんです、と言われて、すぐに出た言葉。
「私、たばこ、吸ったことないんですけど…」
肺がん=たばこ
というイメージがあるのだけど、近年、喫煙経験のない女性の肺がんが増えているのだそうです。
しかも、女性の肺がんのうち、喫煙が原因のものは約20%、残りの80%は喫煙が原因ではないそうです。
そんな、アホな・・・。
さらにダメ押し。
女性の肺がんは、女性ホルモンが要因の1つ。
・・・ってことは、女性であることが、がんの原因・・・(涙)。
http://stoplc.jp/a00kisochishiki.html
STOP!肺がん HP
http://www.haigan.gr.jp/modules/ippan/index.php?content_id=1
日本肺がん学会HP 一般の皆さまへ
がんになったことの原因を、どうしても探してしまうのだけど、
何ともならない「原因」というのも、やり場がない。
予防のしようが無い、ってこと!? 開き直るしかない!
「私、たばこ、吸ったことないんですけど…」
肺がん=たばこ
というイメージがあるのだけど、近年、喫煙経験のない女性の肺がんが増えているのだそうです。
しかも、女性の肺がんのうち、喫煙が原因のものは約20%、残りの80%は喫煙が原因ではないそうです。
そんな、アホな・・・。
さらにダメ押し。
女性の肺がんは、女性ホルモンが要因の1つ。
・・・ってことは、女性であることが、がんの原因・・・(涙)。
http://stoplc.jp/a00kisochishiki.html
STOP!肺がん HP
http://www.haigan.gr.jp/modules/ippan/index.php?content_id=1
日本肺がん学会HP 一般の皆さまへ
がんになったことの原因を、どうしても探してしまうのだけど、
何ともならない「原因」というのも、やり場がない。
予防のしようが無い、ってこと!? 開き直るしかない!
2011年10月31日月曜日
告知の告知 その1 夫に
10月
「問題ない」と言われることを予測して、とりあえず、最終の受診になるはずだった。
4月の健康診断のX-Pで不明の影が見つかって、5月にCTで精査。
何かあるけど、小さくて(1㎝)わからないから、7月に変化があるか、もう一度CTを撮りたい。
7月のCTでも、大きさに特に変化なし。
胃液培養で結核感染ではないことは証明された。
CRP、WBC値に異常なし。呼吸器症状なし。
じゃ、何か?
分らない。
Dr.「このまま様子見でもいいんだけど・・・、でも、3か月後に、もう一度だけCT撮らせて。」
夫や友人、職場の同僚・上司にも、受診で仕事を休んだり遅刻したりする手前、
「肺に何かあるらしいんだけど、まだ何か分らないんだって。
気管支炎の治った後の瘢痕化かもしれないって。」
と伝えていた。
10月 「告知」
手術を受けることになったことを、夫や周囲に、「どう告知」するか。
たった今、自分が、「肺がんであって手術が必要」ということを告知されたばかりなのだが、
今度は、その事実を、伝えなければならない。
夫は、どんな反応を示すかな?
友人は?同僚・上司は?
「誰から?」・・・もちろん、夫から。
「あのね、手術することになった。」
「え、なんで?」
「あのね、肺がんかも、って言われた。」
「え?がん?・・・言ってる意味が分からない。」
「分んないって・・・わたしも、今、そう言われたばかりなんだもん。」
「そのまま入院なの?悪性なの?やばいの?」
「がんだから、悪性。入院はすぐじゃない。今すぐはやばくない。」
「今日、帰ってくるの?」
「うん、仕事行って、帰る。帰ったらまた詳しく話す。」
電話の後、少し涙が出た。
診察室で、自分が「告知」されたのは少し前のこと。
その時は、それでも、冷静にしていたのかもしれないが、夫に話したら、
急に、現実味を帯びてきて、怖くなった。
がんは自分の体に起こっていることなんだけど、
もちろん、がんになったこと、手術することは怖いけど、
夫がショックを受けているだろうな、と想像すると、そちらのほうが辛かった。
「問題ない」と言われることを予測して、とりあえず、最終の受診になるはずだった。
4月の健康診断のX-Pで不明の影が見つかって、5月にCTで精査。
何かあるけど、小さくて(1㎝)わからないから、7月に変化があるか、もう一度CTを撮りたい。
7月のCTでも、大きさに特に変化なし。
胃液培養で結核感染ではないことは証明された。
CRP、WBC値に異常なし。呼吸器症状なし。
じゃ、何か?
分らない。
Dr.「このまま様子見でもいいんだけど・・・、でも、3か月後に、もう一度だけCT撮らせて。」
夫や友人、職場の同僚・上司にも、受診で仕事を休んだり遅刻したりする手前、
「肺に何かあるらしいんだけど、まだ何か分らないんだって。
気管支炎の治った後の瘢痕化かもしれないって。」
と伝えていた。
10月 「告知」
手術を受けることになったことを、夫や周囲に、「どう告知」するか。
たった今、自分が、「肺がんであって手術が必要」ということを告知されたばかりなのだが、
今度は、その事実を、伝えなければならない。
夫は、どんな反応を示すかな?
友人は?同僚・上司は?
「誰から?」・・・もちろん、夫から。
「あのね、手術することになった。」
「え、なんで?」
「あのね、肺がんかも、って言われた。」
「え?がん?・・・言ってる意味が分からない。」
「分んないって・・・わたしも、今、そう言われたばかりなんだもん。」
「そのまま入院なの?悪性なの?やばいの?」
「がんだから、悪性。入院はすぐじゃない。今すぐはやばくない。」
「今日、帰ってくるの?」
「うん、仕事行って、帰る。帰ったらまた詳しく話す。」
電話の後、少し涙が出た。
診察室で、自分が「告知」されたのは少し前のこと。
その時は、それでも、冷静にしていたのかもしれないが、夫に話したら、
急に、現実味を帯びてきて、怖くなった。
がんは自分の体に起こっていることなんだけど、
もちろん、がんになったこと、手術することは怖いけど、
夫がショックを受けているだろうな、と想像すると、そちらのほうが辛かった。
心の準備~プレパレーション~
小児看護では、よく使われる言葉に、
「Preparation」という用語があります。
「準備」という意味ですが、小児看護の教科書では、「心的準備」などと表現されています。
まだ、大人の言葉での「病気」や「治療」、「検査」等の説明が、十分理解できない子どもに対して、
その子がわかる言葉や表現で説明(例えば、人形や紙芝居などを使って)し、
少しずつ分ってもらうことで、病気や治療、検査などに対する不安を減らし、
病気に向き合えるようにする支援方法の一つです。
大人で言うと、インフォームド・コンセント(説明と同意)の、説明の部分の
子どもへの行い方の一つ。
看護学生への期末試験に、このことを試験問題として出したら、
90%の学生さんが書けてました!
国家試験でも出ますと言ったからかな?
それはいいとして、
これがPreparationなんだなぁ、嬉しいかも!と実感したこと。
同僚に、Ope室看護師の経験が長い人がいて、
「手術することになった」、と伝えると、
手術中の麻酔や体位、使う手術器具、術後体に付けられる医療機材、痛さ、症状・・・など、
事細かに説明してくれたのです。
人によっては、そんなこと聞くと余計怖い!と感じる人もいるかもしれないけど、
これが、私にとっては、手術や入院生活をイメージできる、なによりの情報となり、
自分の体にこれから起こることを、じっくり観察しよう!
と吹っ切れるきっかけとなったのです。
手術、がんに向き合う 「心の準備」 とっても大切です。
誰に話すか、それも大切。
話して、落ち込んでしまう人には話さないほうがいい。
「Preparation」という用語があります。
「準備」という意味ですが、小児看護の教科書では、「心的準備」などと表現されています。
まだ、大人の言葉での「病気」や「治療」、「検査」等の説明が、十分理解できない子どもに対して、
その子がわかる言葉や表現で説明(例えば、人形や紙芝居などを使って)し、
少しずつ分ってもらうことで、病気や治療、検査などに対する不安を減らし、
病気に向き合えるようにする支援方法の一つです。
大人で言うと、インフォームド・コンセント(説明と同意)の、説明の部分の
子どもへの行い方の一つ。
看護学生への期末試験に、このことを試験問題として出したら、
90%の学生さんが書けてました!
国家試験でも出ますと言ったからかな?
それはいいとして、
これがPreparationなんだなぁ、嬉しいかも!と実感したこと。
同僚に、Ope室看護師の経験が長い人がいて、
「手術することになった」、と伝えると、
手術中の麻酔や体位、使う手術器具、術後体に付けられる医療機材、痛さ、症状・・・など、
事細かに説明してくれたのです。
人によっては、そんなこと聞くと余計怖い!と感じる人もいるかもしれないけど、
これが、私にとっては、手術や入院生活をイメージできる、なによりの情報となり、
自分の体にこれから起こることを、じっくり観察しよう!
と吹っ切れるきっかけとなったのです。
手術、がんに向き合う 「心の準備」 とっても大切です。
誰に話すか、それも大切。
話して、落ち込んでしまう人には話さないほうがいい。
ラベル:
インフォームド・コンセント,
プレパレーション,
術前,
説明
2011年10月28日金曜日
そんな急に言わないで・・・告知は突然に!
「あ、ここね。これ、小さいけど、がんの専門医が見たら10人中10人が、がんって言う所見です。」
CTの画像の白い影は、3か月前の画像よりちょっぴり大きくなっているという。
・・・今、がん、って言いました?
それって、告知ですか?!
そんな、あっさり。
もうちょっと、タメがあるかと思っていたよぅ。
私が看護師だから?
いや、それ以上に、私が看護系大学の教員であることが、カルテにばっちり書かれていること、、
そして、ここがその大学の附属病院であることが大きな要因なのだが、
それにしても、直球すぎやしませんかっ!?
これは、主治医のキャラクターなんだろうか?
ほかの、ごく普通の患者さんにも、同じような告知をするのでしょうかねぇ?
ま、あまりにあっさりしすぎて、
「はぁ~」と息をついていると、すかさず、第二波が。
「この大きさだと、StageⅠですね、手術だけで行けると思います。
それで、手術の日なんですけど、この日に入れてみたんですけど。
講義とか、予定入ってるかなぁ?」
コンピュータのモニターには、すでに私の名前と術式が、2週間後のOpe枠に記載されている。
・・・え?、いや、ほら、私、まだ、だれにも言ってないし、相談してないし・・・。
手術という文字に、激しく動揺してる。
巧みな訪問販売のおじさんの口車に乗せられるように、今ならオレオレ詐欺なのかな?、
わけのわからないまま、とりあえずその日に手術予約を入れておいてもらうこととなり、深呼吸。
そして、来た~、告知第3波!?
「アポロの年なんですね、生まれ年。僕も同じです。」
急に気が抜けちゃって、先生の顔を、しっかりと見ることができた。
任せようと思えた、手術をお願いしようと思えた。
CTの画像の白い影は、3か月前の画像よりちょっぴり大きくなっているという。
・・・今、がん、って言いました?
それって、告知ですか?!
そんな、あっさり。
もうちょっと、タメがあるかと思っていたよぅ。
私が看護師だから?
いや、それ以上に、私が看護系大学の教員であることが、カルテにばっちり書かれていること、、
そして、ここがその大学の附属病院であることが大きな要因なのだが、
それにしても、直球すぎやしませんかっ!?
これは、主治医のキャラクターなんだろうか?
ほかの、ごく普通の患者さんにも、同じような告知をするのでしょうかねぇ?
ま、あまりにあっさりしすぎて、
「はぁ~」と息をついていると、すかさず、第二波が。
「この大きさだと、StageⅠですね、手術だけで行けると思います。
それで、手術の日なんですけど、この日に入れてみたんですけど。
講義とか、予定入ってるかなぁ?」
コンピュータのモニターには、すでに私の名前と術式が、2週間後のOpe枠に記載されている。
・・・え?、いや、ほら、私、まだ、だれにも言ってないし、相談してないし・・・。
手術という文字に、激しく動揺してる。
巧みな訪問販売のおじさんの口車に乗せられるように、今ならオレオレ詐欺なのかな?、
わけのわからないまま、とりあえずその日に手術予約を入れておいてもらうこととなり、深呼吸。
そして、来た~、告知第3波!?
「アポロの年なんですね、生まれ年。僕も同じです。」
急に気が抜けちゃって、先生の顔を、しっかりと見ることができた。
任せようと思えた、手術をお願いしようと思えた。
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