10月
「問題ない」と言われることを予測して、とりあえず、最終の受診になるはずだった。
4月の健康診断のX-Pで不明の影が見つかって、5月にCTで精査。
何かあるけど、小さくて(1㎝)わからないから、7月に変化があるか、もう一度CTを撮りたい。
7月のCTでも、大きさに特に変化なし。
胃液培養で結核感染ではないことは証明された。
CRP、WBC値に異常なし。呼吸器症状なし。
じゃ、何か?
分らない。
Dr.「このまま様子見でもいいんだけど・・・、でも、3か月後に、もう一度だけCT撮らせて。」
夫や友人、職場の同僚・上司にも、受診で仕事を休んだり遅刻したりする手前、
「肺に何かあるらしいんだけど、まだ何か分らないんだって。
気管支炎の治った後の瘢痕化かもしれないって。」
と伝えていた。
10月 「告知」
手術を受けることになったことを、夫や周囲に、「どう告知」するか。
たった今、自分が、「肺がんであって手術が必要」ということを告知されたばかりなのだが、
今度は、その事実を、伝えなければならない。
夫は、どんな反応を示すかな?
友人は?同僚・上司は?
「誰から?」・・・もちろん、夫から。
「あのね、手術することになった。」
「え、なんで?」
「あのね、肺がんかも、って言われた。」
「え?がん?・・・言ってる意味が分からない。」
「分んないって・・・わたしも、今、そう言われたばかりなんだもん。」
「そのまま入院なの?悪性なの?やばいの?」
「がんだから、悪性。入院はすぐじゃない。今すぐはやばくない。」
「今日、帰ってくるの?」
「うん、仕事行って、帰る。帰ったらまた詳しく話す。」
電話の後、少し涙が出た。
診察室で、自分が「告知」されたのは少し前のこと。
その時は、それでも、冷静にしていたのかもしれないが、夫に話したら、
急に、現実味を帯びてきて、怖くなった。
がんは自分の体に起こっていることなんだけど、
もちろん、がんになったこと、手術することは怖いけど、
夫がショックを受けているだろうな、と想像すると、そちらのほうが辛かった。
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