「あ、ここね。これ、小さいけど、がんの専門医が見たら10人中10人が、がんって言う所見です。」
CTの画像の白い影は、3か月前の画像よりちょっぴり大きくなっているという。
・・・今、がん、って言いました?
それって、告知ですか?!
そんな、あっさり。
もうちょっと、タメがあるかと思っていたよぅ。
私が看護師だから?
いや、それ以上に、私が看護系大学の教員であることが、カルテにばっちり書かれていること、、
そして、ここがその大学の附属病院であることが大きな要因なのだが、
それにしても、直球すぎやしませんかっ!?
これは、主治医のキャラクターなんだろうか?
ほかの、ごく普通の患者さんにも、同じような告知をするのでしょうかねぇ?
ま、あまりにあっさりしすぎて、
「はぁ~」と息をついていると、すかさず、第二波が。
「この大きさだと、StageⅠですね、手術だけで行けると思います。
それで、手術の日なんですけど、この日に入れてみたんですけど。
講義とか、予定入ってるかなぁ?」
コンピュータのモニターには、すでに私の名前と術式が、2週間後のOpe枠に記載されている。
・・・え?、いや、ほら、私、まだ、だれにも言ってないし、相談してないし・・・。
手術という文字に、激しく動揺してる。
巧みな訪問販売のおじさんの口車に乗せられるように、今ならオレオレ詐欺なのかな?、
わけのわからないまま、とりあえずその日に手術予約を入れておいてもらうこととなり、深呼吸。
そして、来た~、告知第3波!?
「アポロの年なんですね、生まれ年。僕も同じです。」
急に気が抜けちゃって、先生の顔を、しっかりと見ることができた。
任せようと思えた、手術をお願いしようと思えた。
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