きっかけは、職場の健康診断。
4月に新たに就職し、そこでの健康診断で撮影した胸部X線写真。
健康診断の会社(病院?)の医師の読影では、
「異常なし」
しかし、職場の上司である先生(呼吸器内科医)によれば、
「左の上葉に、1㎝くらいの小さい影がある」のだそう。
PCのモニターに映された私の胸部のX-P。
写真を拡大できるソフトが入っているんですね。
でも、
「ほら、ここ」
って言われても、はっきり言って、どれがそうなのか、よくわからなかった。
すごく咳が続いたことがないか、痰がたくさん出ることはないか?
呼吸器系の症状の有無を聞かれても、
風邪で寝込んだことはほとんどないし、
花粉症もないくらいだったので、思い当たる節がない。
肺の影は、気管支炎や肺炎など呼吸器感染症が治った後、
肺の一部が瘢痕化(傷痕として残る)して、影として映ることがあるのだそう。
そういえば、1・2年前、台湾に行ったとき、
帰国してからも咳が続いたことがあったような・・・。
それから、結核。
どこかで感染っていて、症状は出ていなくても、菌を持っている状態の可能性。
芸能人の結核感染のニュースを見ていたので、
これは、可能性があるかも、と思った。
結核だと、他の人に感染してしまう可能性があるので、大変だ!
こんな感じで、ほぼ「感染症」系で話が進んでいった。
「じゃ、今後、咳が続いたり、おかしいな、と思ったら、すぐに受診してね」
「はーい!」
血液検査では、白血球やCRPなどの異常所見もないので、
今現在、症状がないなら、とりあえず様子見でいいか、という話も出つつ、
X-Pのみでは、わからないけど、CTを撮ればもう少し詳しくわかる・・・。
ただ、私も、医療者として、結核を持っていた場合、
症状が出てからでは、あとで周囲の人たちに大変な迷惑がかかり、
大問題になると思ったので、
「結核ではない」ことを診断してもらうための検査なら、
大げさだけど、CTを受けてもいいかな、と思った。
で、検査をして、疑わしきは排除して、無罪放免、すっきりしたいと思った。
先生の部屋を出るとき、机の上には、「肺癌」というタイトルの医学雑誌。
「あ、これは気にしないでね」
って、あせる風でもなくいう先生の口調に、
本当に「がん」のことを気にもしなかった私。
「がん」のことなんて、まったく考えていなかった。
「感染」で、人にうつしたら大変! そう思っていた。
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