2011年12月17日土曜日

術後辛かったこと その3 寝返りができない

左肺の上葉を切ったので、わきの下に10㎝の傷があり、
左乳房のすぐ下に1㎝の傷がある。

術後すぐ、寝返りしてもいいですよ、と言われていたのだが、
術後ドレーンが入っているときはもちろん、抜いてからも、
手術した左側を下にして寝ることは、痛くてできなかった。

かといって、右側を下にすると、
ドレーンが入っているときは、ドレーンが引っ張られるような違和感があり、
また、ドレーンが抜けてからは、
健康な方の肺が下側になると、呼吸がしにくく、息苦しく感じ、
結局、あおむけの状態しかできなかった。

普段は、右か左のどちらかの横向きで寝ることが多かったため、
仰向けの状態しかできないのは、非常につらい。
腰が痛くなる。

膝を曲げてみたりもしたが、1日中ベッドの上で寝ている身にとっては、
ほんの一時しのぎで、
しかも、膝を曲げる・伸ばすの動作自体も、寝たまま行うと、
腹筋と背筋を意外に使うため、創部に響いて痛いのである。

それから、仰向けで動けないでいると、布団が重く感じる。
特に、かかとの部分が圧迫されるように重く感じた。

ICUのベッドは、空気の圧が少しずつ動いて、同じ部位を圧迫しないマットだったため、
2日間寝ていても、それほど苦痛は感じなかったのだが、
一般病棟に移ってからのベッド生活は、本当に辛かった。

私はまだ、お尻や背中に肉がたくさんついているので良いのだが、
痩せている人、高齢者などが、寝返りができない場合、
本当に、すぐ、褥瘡(床ずれ)ができてしまうんだろうな、と実感した。

寝返り自体も辛い、同一体位でいることも辛い・・・。
水の中に浮いていたい数日間であった。


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